マレーシアで起業をすると、現金の振り込みの仕方を教えてと下さいと言われる事がよくあります。今回の記事では、銀行のATMから、現金の振り込み方法をまとめておきます。
これ、マレーシアで起業して事業を行っている方ならば、小切手やオンラインバンキングの他に、キャッシュ・デポジットの方法を知っていると便利です。ローカルの会社は、キャッシュ・デポジットをよく活用するところも多いです。
まずは、振込先の銀行に行って、『CASH DEPOSIT (キャッシュ・デポジット)』 と書かれている機械を探します。今回は、Public Bank ですが、他の銀行もほぼ同じ手順になります。
CASH DEPOSIT の機械を前にしたら、タッチスクリーンを指でタッチして、広告をスキップ。
ちょっとしたセキュリティに関する注意書きの下に、『Press to continue』と表示されるので、ここをタッチ。
次に、『Select Preffered Language』 が表示されて、表示言語の選択を促されます。今回は、英語で表示させよと思うので、『English』を選択します。
次に、『Please select transaction』と表示され、この機械で取り扱っている手続きが表示されます。ここで、現金振り込み『Cash Deposit』を選択します。
『Please key-in your account number to deposit and press “enter”』 と表示されます。
手元の操作ボタンから振込先の銀行口座の番号を入力します。入力が済んだらEnterを押します。
すると、口座番号とその口座の所有者の名前
(または会社名) が表示されるので、それを再確認して、正しければ、『Yes』を押します。
そして、封筒やホッチキス、クリップ、小銭と小額紙幣が使えない表示が出るので、それを確認して『Press to continue』をタッチします。
すると、『Please insert your cash into Cash Slot』と表示され、現金投入口に現金を入れるように指示されます。
実際に、現金投入口(キャッシュ・スロット)が開くので、ここに、お札を重ねて入れます。
そうすると、機械がお金を数え始めるので、その処理が終わるまで待ちます。ちょっと時間が掛かる事もあるので、しばらくお札を数えてる音を聞きながら待ちます。
お札を数え終わると『Please confirm your transaction』画面が表示され、お札の枚数と金額が表示されます。ここで、正しければ『Yes』をタッチします。
お札によっては、拒否される場合もあるので、予備のお札を用意しておいた方が良いです。お札が拒否された場合、キャッシュ・スロットが開くので、一度お札を抜き取って下さい。
その上で、もし、更にお札を追加するのであれば、『Add more cash』でお札の追加して、取引を止めるのであれば『Refund』で返金します。
『Yes』を押した場合は、『Transaction accepted』と処理完了になり、振込レシート(Advice)を忘れずに取る様に表示されます。
出てきたレシートを忘れずに取ります。そして、振込先に Whatsapp などで、この振込レシートの写真をとって送っておくと良いです。
マレーシアでビジネスをするのであれば、マレーシアの商習慣を知る上でも、キャッシュ・デポジットのやり方を知っているのも良いですね。 B to Cのビジネスならば、日本人の顧客にもATMからの銀行振込の方法を説明できるようになるので、是非一度は試してみたいところです。
ATMで日本へ送金できるのでしょうか?
どこの国の、どの銀行のATMでしょうか?マレーシアの銀行のATM からの海外送金は聞いた事がありません、また、日本の銀行のATMからの海外送金も聞いたことがありませんので、最寄りのATMで確認された際には、是非コメント頂ければと思います。