マレーシア起業で考えたい成功する会社名

マレーシアで起業して実業家として大成功している日本人から聞いた話で、教えという程でもないのですが、マレーシアで起業するなら考えたい、成功に近道な会社名の考え方です。

まず、マレーシアで起業する際に、顧客を日本人だけと決めているのであれば、全く考慮することは無いですし、ちょっとした成功だけで満足なので、大成功するまでの事を考えていないのであれば、全く考慮する必要も無い話です。

日本人が会社名を考えようとすると、ついつい会社名に事業のビジョンや根底にあるものなど思いを盛り込もうとします。でも、これ日本ではOKかもしれませんが、マレーシアでは正直あまり向いておりません。

それよりも、もっと直接的にサービスの内容を表す会社名の方が、断然好ましいのです。会社名を見たら、この会社は何をやっているのか直ぐに想像できる様な会社名です。

何故かと言うと、マレーシアの人に事業や会社のビジョンを語っても、そんな事はどうでもよいから、その事業でどれだけ早く沢山のお金を稼げるのかというところに視点が向いてしまうからなのです。ビジョンに対して応援するとか、そういう発想は無いのが実情。

ですから、会社名にビジョンを語られても、顧客からみたらどうでも良いことなのです。それよりも、どんなサービスを提供しているのかすぐ知りたい。

しかし、決してビジョンや事業に対する思いがどうでも良いということではありません。強い信念や大きなビジョン、事業に対する思いは、心の内奥深くにしまっておくべき事なのです。マレーシア人であっても1代で大成功し財を築いた人達は、強い思いがもちろんあります。でも、それを語るような事はしません。

この話を聞いたら、マレーシア人って金だけしか注目していないのかよーと思うかもしれませんが、強い思いやビジョンを内に秘めていると聞いたら、日本人よりも情熱的ですよねー。

とは言っても、普通のマレーシアの人が起業する時は、大成功者が大きなビジョンなど持っていた事など知りませんから、ビジョンや思いがある人なんかは、ほとんどいないのですが。。。だから、失敗を繰り返しているのかもしれません。(何度も立ち上がるところはタフですが。。。)

そういう事もあって、マレーシアで起業するなら会社名は直接的にサービスの内容を表すものが断然良いのです。

そして、もう一つ、直接サービスの内容を表す会社名だとしても、それを英語やマレー語に直接的に翻訳すると、意味が変わってしまう事があるので、ここは注意する必要があります。

例えば、日本の工務店の様な会社で、仮に「○○建築」という会社名を思いついて、そのまま、直訳して「○○ Architect」なんて会社名にしたら、工務店ではなく、設計会社になってしまいます。そこの社長、抜けていると思われてしまうかもしれません。会社名を日本語から直訳で無く、意味を十分確認する必要はありますね。

マレーシアで起業するなら絶対に考慮しておきたい会社名のヒントでした。

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